(株)不動産経済研究所は18日、2013年3月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の近畿圏マンション販売戸数は2,536戸(前年同月比9.5%増)と、3月としては5年ぶりに、2,500戸を超えた。月間契約率も83.6%(同5.1ポイントアップ)と、3ヵ月ぶりに80%台を超えている。
1戸当たり平均価格は3,540万円(同5.6%下落)、1平方メートル当たり単価は49万1,000円(同4.8%下落)と、ともに3ヵ月ぶりに下落している。また、月末時点の販売在庫数は2,075戸で、前月から278戸減少した。
即日完売物件は、「なんばセントラルプラザリバーガーデン」3期2次(大阪市浪速区、44戸、平均価格3,556万円、平均1.7倍 最高18倍)など4物件203戸。4月の発売戸数は、1,800戸の見込み。