不動産ニュース / 開発・分譲

2013/4/19

神奈川・厚木でBTS型物流施設が稼働/ラサール不動産投資顧問

「厚木物流センター」外観
「厚木物流センター」外観
施設の特徴等について話すラサール不動産投資顧問・中嶋代表取締役兼CEO(左)と日本レコードセンター・片野代表取締役(右)
施設の特徴等について話すラサール不動産投資顧問・中嶋代表取締役兼CEO(左)と日本レコードセンター・片野代表取締役(右)

 ラサール不動産投資顧問(株)はこのほど、同社が運用するファンドが開発を進めていたビルド・トゥ・スーツ(BTS)型物流施設「厚木物流センター」(神奈川県厚木市)を竣工。18日に報道陣に公開した。
 
 「厚木物流センター」は、東名高速道路厚木ICから約8kmに立地。国道412号線や129号線の隣接する神奈川県内主要幹線へのアクセスが容易なエリアとなる。CDやDVD、ゲームソフト等の多品種少量商品を扱う日本レコードセンター(株)の入居が決定しており、5月7日より稼働を開始する。

 建物は鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上5階建て。敷地面積約2万4,168平方メートル、延床面積約5万2,374平方メートル。ワンフロアは約9,600平方メートル。1階および3階への着車を可能とするランプウェイを整備。フロアは最大6区画の分割が可能で、各区分に荷物用エレベーターと垂直搬送機を装備した。
 また、再生素材や省エネルギーのための設備機器等を採用したほか、敷地全周に樹木を植えてグリーンベルトを形成するといった環境への配慮を行ない、(財)建築環境・省エネルギー機構のCASBEE新築「Aランク」を取得した。

 同社代表取締役兼CEOの中嶋康雄氏は「このエリアは住宅地でもあり、団地等があるため、雇用を確保しやすいことも特徴の一つ。今後もお客さまのニーズや立地等を検討した上で、質を重視した開発を行なっていきたい」と話した。
 また、日本レコードセンター代表取締役の片野浩一氏は「当施設には72時間対応できる非常用電源が設置され、高いセキュリティ性能や耐震性も含めたBCP対応策が、当社の事業のアドバンテージになると考えている」等と説明した。

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