不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/19

2×4耐火建築物、累計2,000棟を突破/日本ツーバイフォー建築協会

 (一社)日本ツーバイフォー(2×4)建築協会は17日、2×4工法による耐火建築物の棟数が、実績累計で2,000棟を超えたと発表した。

 2013年3月31日現在で同協会が設計・施工管理技術者および自主工事検査員の登録などを条件にして耐火構造大臣認定の使用を承諾した棟数は、2,017棟。内訳は、防火地域に建設されるものが1,652棟(82%)、建物用途別では専用住宅が1,223棟(61%)、階数別では3階建て以上が1,667棟(83%)(内4階建て以上が50棟)となっている。

 地域別では全国39都道府県に広がっているが、東京都が1,542棟、神奈川県が211棟、愛知県が65棟と、3都県で90%を占めており、2×4耐火建築物が大都市地域の3階建て住宅市場で競争力を発揮していることが分かった。
 また、社会福祉施設は77棟で、全体の4%と棟数は少ないものの、この2年間で34棟と大幅増加に。大型の社会福祉施設などの非住宅分野の実績が着実に増えていることが明らかとなった。

 同協会では、今後さらに2×4工法に関する技術開発と普及啓発を進め、公共建築物等における木材利用の促進や低炭素化社会の実現などに役立つ技術基盤を整備していく方針。

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