不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/4/22

都心Aクラスビル、賃料上昇ペースが大幅に加速/三幸エステート調査

 三幸エステートは22日、2013年第1四半期の東京都心部Aクラスビルのマーケット状況を発表した。都心5区の主要オフィスおよび周辺区オフィス集積地域の、延床面積1万坪以上、基準階面積300坪以上、築年数15年以内、高い耐震・環境性能等を有するオフィスビルが対象。

 当期(13年1~3月)の成約ベース賃料は坪当たり2万7,760円(前期比16%増)と、大幅に上昇。一気に09年水準まで回復した。借り手優先の供給バランスが急速に変化していることも背景に、賃料は底打ちから回復局面に移行しつつある。しかし、08年のピーク時と比べると4割程度低い水準にとどまっており、賃料の割安感が解消されるまでの状況には至っていない。

 一方、同期の空室率は8.0%(同1.2ポイント減)と低下。12年の大量供給後、新築ビル募集床が急増したことによる空室率上昇の影響は残るものの、供給ピークの第1四半期に空室率が低下したことから、「新規供給が減少する第2四半期以降は更なる空室率の低下も期待できる」としている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆