(株)オウチーノは23日、「子育て」「孫育て」に関するアンケート調査結果を発表した。
20~39歳(親世代)女性276名と50歳以上(祖父母世代)女性278名にインターネットで調査したもの。調査期間は4月12~13日。
「祖父母との同居は孫にとって良いと思うか?」との問いでは、「思う」との回答が、親世代(72.8%)、祖父母世代(73.4%)とも大多数を占めた。その理由として、親世代・祖父母世代ともに「祖父母ならではの経験や知恵を教えてもらえるから」がトップに。2位は、親世代は「たくさんの家族に見守られるから」、祖父母世代は「人格形成に良い影響を与えるから」となった。
義親・孫との理想の暮らし方については、親世代のトップは「近居」の47.9%。以下「同居・近居したくない」36.2%、「同居」15.9%の順に。祖父母世代では「近居」が52.9%、「同居」24.9%、「同居・近居したくない」22.2%となり、親世代と比べて祖父母世代の方が同居や近居を望む傾向にあることが分かった。
なお、実際に子供がいる親世代(98名)、および孫がいる祖父母世代(125名)に、実際の義親・孫の暮らし方を聞いたところ、どちらも約半数が「同居・近居していない」と回答。理想の「近居」ができているのは、親世代で24.5%、祖父母世代では39.2%であることが分かった。