リスト(株)は、現在建設中の「(仮称)リストレジデンス鶴見」(横浜市鶴見区、総戸数91戸)が、横浜スマートシティプロジェクト(以下、YSCP)の実証に参加、同プロジェクトの第1号マンションに認定されたと発表した。
YSCPは、2010年4月、経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証」に選定された横浜市が、日本型スマートグリッドの構築およびその海外展開の実現を目指し、市内各所で、各種EMS、太陽光発電、蓄電池関連を連携させた地域エネルギーマネジメントの実現をテーマに実証に取り組んでいるプロジェクト。認定制度を活用し家庭におけるHEMSの導入を促進。実証に必要な一定量のデータ確保を図っている。
同物件は、京浜急行線「鶴見市場」駅より徒歩15分に立地する、鉄筋コンクリート造地上7階建てのマンション。建物の断熱性能最高等級を取得することで、年間の冷暖房電力消費量を40%削減。専有部・共有部にはLED照明を採用、高効率給湯機など省エネ仕様の設備を充実した。各住戸にはHEMSとスマートメーターを設置して使用電力等を「見える化」。住民が省エネ・節電を促進、その結果を実感できるようにした。
住戸専有面積は65~89平方メートル。間取りは3LDK~4LDK。販売戸数、販売価格は未定。竣工は13年12月上旬予定。