日本郵便(株)はこのほど、オフィスビル「大宮桜木町一丁目計画(仮称)」(さいたま市大宮区)の着工を発表した。
同計画は、敷地面積約6,104平方メートル、延床面積約4万5,700平方メートル。鉄骨造地上20階塔屋1階建て。JR「大宮」駅徒歩5分に立地する。
オフィスフロアは、室内に柱型が出ないアウトフレーム構造をファサードへ採用。基準階面積約1,320平方メートル、天井高を2.8mを確保し、ワンフロアで効率的なレイアウトが実現できる。11分割でき、最小区画として約120平方メートルのテナントも入居可能とする。
構造は、強固な地盤を支持層とする杭基礎の上に地震エネルギーを吸収する装置(ダンパー)を設置した制震構造。災害などの発生時に、一定の機能を維持できるよう非常用発電機(72時間程度)を整備予定。環境面では、CASBEEさいたま(建築物環境配慮制度)のSクラス評価に合致する省エネルギー、省資源・リサイクル、周辺環境への配慮、緑化を実現する。
竣工・開業は2014年9月を予定。