国土交通省は30日、平成24年度(2012年度)の建築着工統計調査を発表した。
同年度の新設住宅着工戸数は89万3,002戸(前年度比6.2%増)。新設住宅着工床面積も7,941万3,000平方メートル(同4.8%増)と、ともに3年連続の増加となった。
利用関係別では、持家が31万6,532戸(同3.8%増)と、前年の減少から再びの増加。分譲住宅は24万9,660戸(同4.4%増)で3年連続の増加。貸家も、32万891戸(同10.7%増)と4年ぶりに増加した。分譲住宅のうち、マンションは12万4,027戸(同3.3%増)、一戸建ては12万4,536戸(同5.6%増)で、ともに3年連続の増加となった。
地域別では、首都圏31万6,191戸(同3.1%増)、中部圏10万3,164戸(同3.0%増)、近畿圏13万1,704戸(同3.5%増)、その他地域34万1,943戸(同11.4%増)と、全地域で増加となった。