不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/5/1

12年の建設工事受注高、2年連続増加で11兆円超/国交省調査

 国土交通省は4月30日、2012年度の「建設工事受注動態統計調査報告」(大手50社調査)を発表した。

 12年の受注高は、11兆447億円(前年度比2.4%増)と2年連続で増加。国内合計は10兆5,284億円(同3.3%増)でこちらも、2年連続で増加した。

 民間工事は7兆4,258億円(同2.6%増)と2年連続で増加。非製造業では5兆9,363億円(同4.7%増)と5年ぶりに増加したものの、製造業では1兆4,895億円(同5.0%減)と3年ぶりに減少した。
 発注者別では、不動産業、卸売業、小売業等が増加し、製造業、運輸業、郵便業等が減少した。

 公共工事は2兆6,213億円(同5.3%減)と2年連続で増加。国の機関は1兆6,129億円(同14.9%増)と2年連続で増加、地方の機関は1兆84億円(同7.0%減)と3年ぶりに減少した。
 発注者別では、国の機関はすべて増加し、地方の機関は市区町村、地方その他が増加し、それ以外が減少した。
 建築は7兆5,791億円(同3.0%増)で2年連続の増加。工事種類別では、事務所・庁舎、教育・研究・文化施設等が増加し、工場・発電所、娯楽施設等が減少した。土木は3兆4,656億円(同1.3%増)で2年連続の増加。工事種類別では、治山・治水、土地造成等が増加し、鉄道、道路等が減少した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。