不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/5/1

主力のビル事業、修繕費などがかさみ営利3%減/ダイビル13年3月期決算

 ダイビル(株)は、2013年3月期決算を発表した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結売上高は342億500万円(前期比1.6%増)、営業利益98億2,700万円(同3.3%減)、経常利益85億700万円(同4.5%減)であった。純利益は、前会計年度に特別損失として建替関連損失、投資有価証券評価損、固定資産除却損等で特別損失10億2,500万円を計上していたのに対し、当会計年度は特別利益として投資有価証券売却益2億4,800万円を計上、建替関連損失、投資有価証券評価損等による特別損失6億4,800万円を計上し、48億8,000万円(同3.0%増)の増益となった。

 主力の土地建物賃貸事業では、既存ビルの一部で減収となったものの、「サイゴン・タワー」(ベトナム・ホーチミン)、「ダイビル本館」(大阪市北区)等の新規ビルが寄与し、営業収益260億6,900万円(同0.6%)に。しかし既存ビルの減価償却費が減少したものの、修繕費の増加等があった結果、営業利益は103億3,600万円(同3.5%減)の減益。ビル管理事業は新規受託の受注等により営業収益76億500万円(同3.0%増)、営業利益6億4,200万円(同15.2%増)を計上した。

 なお、剰余金の配当を決議。1株当たり5.5円の配当を6円に増配する予定。年間の1株当たり配当金は11.5円(前期実績11円)となる。次期は、連結売上高355億円、営業利益99億円、経常利益86億円、純利益51億円を見込む。

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