不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/5/7

新規掲載の投資用物件価格、いずれも上昇/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは 7日、2013年4月期の「投資用市場動向データ」の調査結果を発表した。4月中に同社が運営する収益物件のマッチングサイト「不動産投資の楽待」(http://www.rakumachi.jp)へ新規掲載された物件・問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが10.65%(前月比0.13%減)。問い合わせ物件の表面利回りは12.45%(同0.06%増) と、わずかに上昇した。新規掲載物件の物件価格は6,418万円(同153万円増)と、大幅に上昇し、11年12月以降最高価格となったが、問い合わせ物件価格は5,507万円(同156万円減)と下落した。

 投資用1棟マンションでは、新規掲載物件の表面利回りは9.50%(同0.05%増)、問い合わせ物件の表面利回りは10.62%(同0.15%増)と、いずれも上昇。物件価格は、新規掲載物件が1億7,965万円(同1,561万円減)、問い合わせ物件が1億6,246万円(同2,300万円減)と、ともに大きく下落した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りは10.76%(同0.02%増)に。一方、問い合わせ物件の表面利回りは11.59%(同0.5%減)と、11年12月以降最低利回りとなった。
 物件価格は、新規掲載物件が1,087万円(同55万円増)、問い合わせ物件が892万円(同20万円減)となった。

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