不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/5/9

管理戸数が順調に増加。増収増益達成/日本ハウズイング13年3月期決算

 日本ハウズイング(株)は8日、2013年3月期の決算を発表した。

 当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結売上高は700億2,700万円(前期比12.7%増)、営業利益42億5,200万円(同15.3%増)、経常利益42億1,700万円(同17.4%増)、当期純利益23億7,500万円(同29.5%)と、増収増益を達成した。

 主力のマンション管理事業では、ニーズの高い既存マンションの管理受託を獲得することに注力した結果、国内単体のマンション管理戸数が期中1万2,195戸増加。当期末では38万7,607戸、海外を含めたグループ全体では47万530戸に。結果、売上高371億900万円(同7.0%増)、営業利益41億400万円(同11.3%増)となった。
 ビル管理事業では、中国における大型オフィスビルや複合施設の管理受注が好調に推移。売上高50億3,800万円(同13.9%)、営業利益3億5,600万円(同14.7%増)を計上した。

 次期は連結売上高720億円、営業利益43億1,000万円、経常利益42億7,000万円、当期純利益24億2,000万円を見込む。

 合わせて13年度を初年度とする新3ヵ年の中期経営計画を発表。
 12年度を終期とした修正成長戦略を掲げて取り組んできた結果、売上高・営業利益とも同戦略を上回る実績を達成。今後3年間は顧客満足度向上に向け、高齢化対策や省エネ対策を睨んだ新サービスの開発に取り組むとともに、顧客ニーズに応えるサービスをリーズナブルに提供し、業績拡大を進めていくとして、平成27(15)年度に売上高795億円、営業利益48億8,000万円達成の目標を掲げた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。