(株)ランドは2013年2月期決算を発表した。
当期(12年3月1日~13年2月28日)の連結売上高は78億9,800万円(前期比9.0%減)、営業利益800万円(同98.2%減)、経常損失3億2,100万円(前期:経常利益1億6,000万円)。当期純利益については、資産および債務の圧縮を目的に固定資産の処分やそれに伴う減損損失の計上・債務免除益等を計上した結果、6億6,800万円(同:純損失6億9,200万円)となった。
証券取引等監視委員会や神奈川県警による調査を受けていることなどから風評被害が発生。レジデンシャル事業では売上高32億3800万円(前期比24.1%減)、営業損失2億6,400万円(前期:営業利益2億3,200万円)。アセット・ソリューション事業では売上高1億1,500万円(前期比69.5%減)、営業損失5,700万円(前期:営業損失1億6,400万円)。シニア事業では売上高45億4,400万円(前期比12.5%増)、営業利益3億1,500万円(同15.8%減)という結果に。
次期については風評被害のほか、13年4月17日付でコア事業の一つであるシニア事業を展開する(株)ランドネクサスの全株式を譲渡したことなどから、予想は未定とした。見通しが立った時点で速やかに公表する予定。