日神不動産(株)は10日、2013年3月期決算を発表した。
当期(12年4月1日~13年3月31日)の連結売上高は、492億9,800万円(前期比2.4%減)、営業利益22億8,800万円(同20.9%減)、経常利益20億5,600万円(同30.7%減)、当期純利益15億5,700万円(同47.2%減)。
主力の不動産事業では、新築分譲マンション販売で大型物件の販売開始時期がずれ込んだことにより、販売計上戸数が627戸(同19.9%減)にとどまり、売上高は221億1,500万円(同15.2%減)、営業利益7億1,900万円(同44.5%減)となった。
建設事業では、多田建設の業績が好調に推移したものの、建築資材費や人件費の上昇により利益率は低下。売上高は263億4,100万円(同5.7%増)、営業利益は9億3,500万円(同20.3%減)と増収減益に。
次期は連結売上高510億円、営業利益20億円、経常利益18億円、当期純利益16億円を見込む。