東急不動産(株)は13日、第22回「TOREIT 四半期報告」(2013年4月)を発表した。上場JREIT全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。
13年1~3月のJREITの資産規模は、物件数が2,242件(前期比159件増)。資産総額は、取得金額ベースで10兆1,104億円(同8,167億円増)、鑑定評価額ベースで9兆4,264億円(同8,167億円増)と、8期連続で増加幅が1,000億円以上となった。今期は最大となる8,000億円以上の増加となり、また取得金額ベースで初の10兆円超えとなった。
期中の取得物件は165件・8,238億円(同118件増・6,215億円増)、売却物件は6件・108億円(同2件増・61億円増)。取得時鑑定キャップレートは 5.5%(同変化なし)。また、運用時NOI利回りは5.6%(同0.1ポイント減)。鑑定キャップレートは、半年間に全物件平均 4.0bp(ベーシスポイント)下落し、平均5.45%となった。