不動産ニュース / その他

2013/5/20

大阪・茨木のマンションが「スマートマンション導入加速化推進事業」に認定/大京他

「ライオンズ茨木ニューシティA街区」の省エネの取り組み図
「ライオンズ茨木ニューシティA街区」の省エネの取り組み図

 (株)大京、オリックス不動産(株)、関電不動産(株)は、共同で大阪府茨木市に建設中のマンション「ライオンズ茨木ニューシティA街区」(総戸数192戸)において、経済産業省の「平成24年度 スマートマンション導入加速化推進事業」の認定を受けたと発表した。

 「スマートマンション導入加速化推進事業」とは、エネルギー管理システム(MEMS)を導入し、エネルギー使用の効率化および電力需要の抑制による無理のない節電を図るマンションなどの集合住宅(スマートマンション)の普及を推進する事業。MEMSアグリゲータのもとで、集合住宅のスマート化を行なう事業者に対して、その費用の一部が補助される。

 同物件は、JR西日本により設置、開業が予定されている茨木市庄一丁目の新駅前の広大な敷地約2万3,625平方メートルにおいて、共同事業3社により新駅の駅前広場、新駅へのアクセス道路、駐輪場、バイク置場、バス停の他、マンション敷地3街区に地上14階建て、3棟全600戸超のマンションを建設するプロジェクト「茨木未来の街」の第1弾。
 敷地面積5,268.93平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。間取りが3LDK・4LDK、専有床面積71.26~94.79平方メートル。竣工は2014年9月を予定。

 共用部の電灯やエアコンの電気使用状況を閲覧することと併せ、マンション全体のエネルギー管理を実施。また、全住戸に家電の制御、運転状態や消費電力量の把握などをネットワーク経由で可能にする通信規格「ECHONET Lite」対応のHEMSを導入し、手持ちのスマホやパソコンから、リビングのエアコン、IHクッキングヒーター等、各戸の電気使用状況の見える化を行ない、節電行動を促していく。

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