不動産ニュース / 開発・分譲

2013/5/17

基礎高6割減。マンション屋上用ソーラーパネル設置工法を開発/長谷工コーポ他

 (株)長谷工コーポレーションと(株)ニチアスセムクリートは17日、マンション屋上のソーラーパネル設置の低基礎工法を開発したと発表した。

 ソーラーパネルを屋上に設置する際、建物の一部として高さに算入されるケースがあることから、階高を確保しながら景観にも配慮した工法を開発したもの。GRC(ガラス繊維補強セメント)製の「ベースキャップ」を採用し、基礎の高さを従来の約40cmから約16cmに低く抑える。この基礎上に低角度のソーラーパネルを設置することで、大幅に低くすることを可能とした。また、コンクリート形状をシンプルにしたことで、熟練技能や仕上げ工事が不要となり、低基礎の施工省力化とともに型枠廃材の削減も実現する。

 採用第1弾は2013年8月下旬と14年2月下旬に竣工予定の「ブリリアシティ横浜磯子」(横浜市磯子区、総戸数1,230戸)。次いで13年6月上旬竣工予定の「オーベル蘆花公園」(東京都世田谷区、総戸数127戸)にも採用予定。また、同社が設計・施工する分譲マンションへも今後、積極的に採用していく方針。

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