(公社)全日本不動協会東京都本部および(公社)不動産保証協会東京都本部は20日通常総会を開き、2013年度事業計画などを原案通り可決・承認した。また、役員改選期に伴う新理事、幹事の選出が行なわれ、新理事の互選により、新宿支部支部長で副本部長の中村裕昌氏を本部長候補として決定。6月27日開催の総本部理事会で正式決定する。
13年度事業計画では、重点事業として「組織強化」「会員支援」「社会貢献」を掲げた。組織強化では、新規入会500社を見込み、会員8,100社、9,000事業所達成を目標に掲げた。前年度に引き続き、支部統廃合による本部機構再構築に取り組んでいく。そのほか、研修事業の充実、行政と連携した公開セミナーや無料相談会など公益事業の充実・強化、(社)東京都不動産業関連業協会(TRA)との連携による会員の専門的スキル向上事業などを掲げた。
新本部長に推挙された中村氏は、「全日東京も、会員7,700社まで成長してきた。全日東京は一枚岩だ。今後も、理事・監事とともに、会員のための協会として一生懸命努めていきたい」などと抱負を語った。
また、現本部長の林 直清氏は本部長には立候補せず、勇退を表明した全日総本部理事長の川口 貢氏の後を受け、次期理事長に立候補することを明らかにした。