森ビル(株)は28日、東京都の「テナントビルにおけるデマンドレスポンス実証事業」の実施事業者に決定したと発表した。
同社運営の「六本木ヒルズクロスポイント」(東京都港区)および「虎ノ門36森ビル」(東京都港区)の2棟において、実証事業を実施する。
実証実験では、「エネルギーWEBシステム」を活用し、テナント側であらかじめ決めた目標値に近付いた場合に警報メールを配信することで、デマンド抑制対応を促進する。
また、あらかじめ決めたエネルギー使用量に達した場合、各階空調機が自動で制御。テナントの積極的な協力を促すため、同社商業施設の優待チケットや商品券等を進呈する。