(一社)岡山県宅地建物取引業協会は28日、岡山プラザホテル(岡山市中区)で2013年度定時総会を開催した。
総会は、岡山県議会議長・渡辺英気氏など来賓も含め、約300名が参加。13年度事業計画報告や12年度決算報告などが承認された。13年度事業計画では、消費者保護と地域貢献活動の実施、人材育成・教育研修事業などが重点事業に盛り込まれた。
総会で挨拶にたった山上健一会長は「当協会は、4月1日から一般社団法人として生まれ変わった。今後、公益目的事業費比率50%以上を安定的に継続できることが確認できた段階で、公益社団法人への移行を目指す」と語った。また会員に対し、同協会も参画する「不動産コンシェルジュ中国地区協議会」の実施する研修会への参加や、(公社)全国宅地建物取引業協会連合会が実施する講座「不動産キャリアパーソン」の受講をアピール。「中古住宅を含め不動産取引が活性化することこそが景気回復に繋がる。会員の皆様に、その一旦を担っていただきたい」と訴えた。