不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/5/29

投資家の新規投資意欲、高水準を維持/JREI調査

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は28日、「第28回不動産投資家調査結果」を発表した。アセットマネージャー、年金基金、不動産開発業者、不動産賃貸など216社をアンケート調査。149社から回答を得た。

 不動産投資家に今後1年間の投資スタンスを聞いたところ、「新規投資を積極的に行なう」という回答は88%で、前回調査(2012年10月1日時点)より1ポイントダウンしたが、依然高水準を維持していた。「当面、新規投資を控える」も4%(前回調査比4ポイント減)となり、新規投資意欲は、リーマンショック前の水準に近付きつつある。

 また、標準的規模のAクラスビルの期待利回りは、丸の内・大手町地区で4.3%(前回比マイナス20bp)と9期ぶりに低下したほか、すべての対象地区で10~20bp低下した。

 賃貸住宅の期待利回りも、東京城南地区のワンルームが5.4%(同マイナス10bp)、城東地区5.6%(同マイナス20bp)となったほか、ファミリー向け、外国人向けも低下。主な政令指定都市もすべての対象地区で10~20bp低下するなど、利回りの低下が継続している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆