不動産ニュース / 開発・分譲

2013/5/29

東京・晴海の大規模マンション2棟目、今夏から販売/三菱地所レジデンス、鹿島建設

「ザ・パークハウス晴海タワーズ」完成予想図。左が「ティアロレジデンス」
「ザ・パークハウス晴海タワーズ」完成予想図。左が「ティアロレジデンス」
ティアロレジデンスのモデルルーム(専有面積86平方メートル)。クロノレジデンスには無かった3LDK、4LDKを用意した
ティアロレジデンスのモデルルーム(専有面積86平方メートル)。クロノレジデンスには無かった3LDK、4LDKを用意した
「クロノレジデンスは、すでに6割以上の販売が済んでいる。年明けから1物件あたりのモデルルーム来場者は倍増している。今期は6
「クロノレジデンスは、すでに6割以上の販売が済んでいる。年明けから1物件あたりのモデルルーム来場者は倍増している。今期は6

 三菱地所レジデンス(株)は、鹿島建設(株)と共同で開発を進めてきたツインタワーマンションプロジェクトの第2弾となる「ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス」(東京都中央区、総戸数861戸)を、7月上旬にも発売する。

 同物件は、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅より徒歩13分、晴海二丁目土地区画整備事業地内に建設される2棟のタワーマンション(全1,744戸)の一で、1棟目の「クロノレジデンス」(総戸数883戸)は12年4月に販売を開始。これまで約5,000組の来場者を集め、670戸の販売住戸のうち、約600戸を契約した。販売が進み一部のプランが完売したため、ティアロレジデンスを追加発売することで、ユーザーの選択肢を増やす。

 「ティアロレジデンス」は、地上49階建て地下2階建て。「クロノレジデンス」同様、長期優良住宅の認定を取得している。地震の振動を大きく軽減する免震コアウォールシステムを採用。地域防災倉庫、マンホール対応式トイレなど災害対策用品の準備、各フロアへの防災備蓄倉庫設置など防災機能も充実させた。

 住戸は、専有面積は43~127平方メートル、1LDK~4LDKの70プランを用意。竣工は2016年4月上旬、入居は同年8月上旬を予定。販売価格は未定。モデルルームは、6月1日にオープンする。

 29日に会見した三菱地所レジデンス取締役社長の小野真路氏は「三菱地所グループは、他部門も晴海での開発を手掛けており、非常に思い入れがある。クロノレジデンスは、すでに6割以上の販売が済んでいる。全体の状況をみても、年明けから1物件あたりのモデルルーム来場者は倍増している。今期は約6,100戸の売上計上を予定しており、グループへの利益貢献も大きなものになる」と自信を見せた。

 また、副社長執行役員の瀬川 修氏は販売価格に触れ「クロノレジデンスは角住戸と中住戸の価格差を付けなかったことから売れ行きに差が出てしまった。ティアロレジデンスは顧客ニーズを踏まえ、専有面積の大きな3LDK、4LDKを用意したので、クロノレジデンスの坪単価273万円を若干上回る見込み」とした。

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