不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/5/30

新理事長に竹井英久三井不動産リアルティ社長が就任/FRK

「不動産流通におけるサービス体制の整備を諸団体や行政と協力しながら進めていく」と話す竹井新理事長
「不動産流通におけるサービス体制の整備を諸団体や行政と協力しながら進めていく」と話す竹井新理事長

 (一社)不動産流通経営協会(FRK)は30日、ホテルオークラ(東京都港区)で第44回定時総会を開催。任期満了に伴う役員の選任、ならびに2012年度事業報告を行なった。

 新理事長には三井不動産リアルティ(株)代表取締役社長の竹井英久氏が就任。前理事長の袖山靖雄氏(東急リバブル(株)取締役相談役)と、田中俊和氏(住友不動産販売(株)次期社長)、外川隆康氏((株)久松商事代表取締役)、伊藤裕慶氏(三菱地所リアルエステートサービス(株)取締役社長)、竹内伸行氏(三菱UFJ信託銀行(株)常務執行役員)が副理事長に選任された。

 総会後の懇親会で就任の挨拶に立った竹井新理事長は「不動産取引量増による内需拡大、ストック社会の実現など不動産流通市場に対する期待は大きい。一層の既存住宅流通の促進を図るため、多様化・高度化するユーザーニーズに応えられる、新時代の流通のスタンダードサービスの整備を官民一体となって進めていきたい」などと抱負を述べた。

 今年度事業計画では、(1)住宅取得時の消費税緩和措置含む税制改正への要望、(2)実効性のある不動産流通システムや諸制度の整備、(3)不動産流通事業者の資質向上等を柱とした。

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