不動産ニュース / その他

2013/5/31

東京・竹芝でスマートシティ開発。東急不動産等が参画/東京都

 東京都は29日、東京都港区・竹芝地区で推進している「都市再生ステップアップ・プロジェクト」の事業予定者を決定、発表した。

 同プロジェクトは、民間活力により複数の都有地の総合的活用を図り、都市再生を推進させることを目的としたもの。
 東京都公文書館跡地、東京都計量検定所跡地および都立産業貿易センター浜松町館跡地、合計約1万5,600平方メートルにおいて、既存施設の除却スケジュールに合わせ、事業者が3つの都有地を定期借地権で借り受け、国際競争力の強化に資するビジネス拠点の形成や防災対応力を備えたスマートシティの推進等を備えたまちの整備を行なう。

 今回選定された事業予定者は東急不動産(株)(代表企業)、鹿島建設(株)、(株)久米設計を構成員とする「Team 竹芝の大樹」。
 計量検定所跡地と産業貿易センター跡地に地上26階地下2階建ての業務、商業施等からなる複合施設を建設するほか、公文書館跡地には19階建ての賃貸住宅・商業・保育所等を開発する予定。
 同提案では、国際競争力の強化に資するビジネス拠点の形成のための取り組みとして、事業者が中心となって協議会を設立し、起業支援、企業誘致等を展開するほか、2,200人分の帰宅困難者受け入れスペースの設置やコージェネレーションシステム導入・地域冷暖房の活用など、防災対応力を備えたスマートシティの推進を図る。

 2015年度建築工事の着工、19年建築工事の完了の予定。

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