(一社)日本ビルヂング協会連合会は5日、リーガロイヤルホテル広島(広島市中区)で、一般社団化後初となる定時総会を開催。2012年度の事業・決算報告、13年度事業計画・予算などを審議・可決した。
13年度の事業計画には、必要な租税特別措置の継続など税制改正要望活動、地球温暖化・節電対策、「オフィスビル標準賃貸借契約書」解説書の普及、中小ビル振興への取り組み、国際交流の推進などを盛り込んだ。
総会では畑中 誠副会長が髙木 丈太郎会長の挨拶を代読し、「安倍政権が進める大胆な経済政策で、ビル業界においても空室率に改善傾向が見られ、賃料も今年中には反転するとの見方が強まっている」と期待をのぞかせた上で、「事業継続性の強化とともに、省エネルギー・節電対策の推進が喫緊の課題。連合会では会員の創意工夫とエネルギーを結集し、これら諸課題に対処し、ビル業界の発展に寄与していきたい」などと語った。