不動産ニュース / その他

2013/6/6

ユーザーの声を反映した商品開発拠点「EYE’S PLUS LAB」開設/三菱地所レジデンス

「EYE’S PLUS」の第1弾となる「EYE’S PLUS KITCHEN」。「(仮称)横浜市神奈川区新子安一丁目計画」に導入予定
「EYE’S PLUS」の第1弾となる「EYE’S PLUS KITCHEN」。「(仮称)横浜市神奈川区新子安一丁目計画」に導入予定
ラボ内には9種類のカラースキムも設置
ラボ内には9種類のカラースキムも設置

 三菱地所レジデンス(株)は6日、同社の商品に顧客の声を活かすための取り組み「EYE’S PLUS(アイズプラス)」を始動。その拠点となる「EYE’S PLUS LAB(アイズプラス ラボ)」を開設し、報道関係者向けに公開した。

 「EYE’S PLUS」とは、顧客の目線にプロの視点を加え、「新しい価値をプラス」していく取り組みで、同社が展開している顧客への各種アンケートや、契約者・入居者の会員組織「三菱地所のレジデンスクラブ」、顧客と一緒に理想の暮らしを実現するためのWEBサイト「スマイラボ」等、同社と顧客の直接的な接点から得た意見を具体的に商品に反映させるもの。
 ラボでは、キッチンやカラースキム、洗面台、トイレ、浴室等の試作品や完成品を実際に設置し、顧客や社員のインタビューなども行なうことで、検証や改良を実施。そのバリエーションの中から各マンションのコンセプトに最適な商品を導入していく。

 ラボ内には「EYE’S PLUS」の商品開発第1弾として「EYE’S PLUS KITCHEN」を設置。これはアンケート5,107件、グループインタビュー6回、「スマイラボ」を通じたコミュニケーション19件等を反映したもので、手元が隠せるようシンク前にキッチンカウンターの立ち上がりを作ったほか、“シンクよりも作業スペースが広い方が良い”という意見を反映し、作業スペースを広く確保。また、コンロの脇に設定したスライドラックや通気性を良くした根菜ストッカーを設置する等、収納場所を明確にしたオリジナル商品となっている。

 説明会において、同社商品企画部MR・カスタムアイズ室室長の鈴木健治氏は、「EYE’S PLUS KITCHENは、当社が展開している顧客とのコミュニケーションから生まれた初の商品。同ラボから“暮らしにいつも新しい喜び”を提供していきたい」などと話した。
 
 今後はさらにオリジナルカラースキムやユニットバス、洗面化粧台等を発表していく予定で、ここで開発された商品は同社のザ・パークハウスシリーズの標準仕様として採用される。

 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。