(株)ヤマダ・エス・バイ・エルは、松田佳紀氏が代表取締役社長に就任し、新しい経営体制となったことを受け、新営業戦略に基づいて開発した中高級注文住宅「E-CHERIE(E-シェリエ)」の販売を、創業62周年を迎える14日より開始する。
「E-シェリエ」は、キッチンを中心に、ダイニングやリビング、和室等を大きな一つの空間として考え、開放感のあるオープンゾーニングで構成された「グレートルーム」を配置。同社の「女性活躍推進チーム」の中のワーキンググループが開発した家事や生活動線の効率化と充実の収納プランを提供する。主寝室には、木炭塗料「ヘルスコート」とイオンコントロールシステム「SUMICAS(スミキャス)」を標準採用。これにより、室内の空気に含まれる臭いや湿気、化学物質を吸着し、リラクゼーション効果と快眠をサポートする。
本体価格は、坪当たり磁器質タイル仕様が54万円台、サイディング仕様が50万円台(税込み・施工面積当たり52坪の場合)。
また同社では、今後の営業戦略として、1次取得者層の要望に応えたコストパフォーマンスに優れた商品と、アッパーミドル層をターゲットとした中高級商品の2路線を基軸に商品展開していくことを発表。
コストパフォーマンスに優れた商品として、坪単価39.8万円を実現した「esmile+(eスマイル・プラス)」を2013年4月に発売しており、今回発表した「E-シェリエ」を、中高級商品の第1弾とする。
6日に開催された会見で、同社代表取締役社長の松田佳紀氏は「4月に発売した『eスマイル・プラス』は、販売状況が好調。今回発売する『E-シェリエ』と合わせて、今後の受注増に期待が持てる。お客さま目線で商品づくりを行なっていき、平成27年度には売上高1,000億円を目指す」などと述べた。