不動産ニュース / その他

2013/6/10

「大阪マルビル」1~6階の壁面を緑化/大和ハウス工業

1~6階の壁面を緑化した
1~6階の壁面を緑化した

 大和ハウス工業(株)はこのほど、同社グループと建築家の安藤忠雄氏が協同で進めてきた「大阪マルビル」の緑化プロジェクト“都市の大樹”を始動した。
 
 同プロジェクトは、安藤氏が取り組んでいる、大阪のまちを緑でつなぐ“緑の回廊プロジェクト”のシンボルとなるもの。同氏の提案に大和ハウス工業が賛同し、(株)大阪マルビルや(株)フジタ、環境緑化事業を行なう大和リース(株)の4社で工事を行なった。

 1~6階の壁面(1,000平方メートル)をツルや蔦で緑化するとともに、1階の屋外スペース“大阪マルビル 緑のテラス”にて、“日本野(にっぽんの)”をキーワードに四季を彩るさまざまな植物を植樹。
 また、1階には全長16m・高さ2.5m・40平方メートルと全長10.5m・高さ2.85m、30平方メートルの植栽を施した巨大な壁を設置し、緑あふれるオープンな空間を創出した。さらに壁の裏には左官・挾土秀平氏による土壁を設置。天然の色土を使うことで、表面の植物を育む土を表現し、「自然」を再現した。

 同社グループでは、“都市の大樹”の良好な景観を維持するために、1階については月2~3回、1~6階の壁面緑化については、年4回のメンテナンスを実施する。
 また、これまで情報発信地としてさまざまな流行を取り入れてきたが、今後は自然環境の発信地としての役割を果たしていく、としている。


動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。