三菱地所(株)は10日、東京都港区高輪に、グループ社員向けの独身寮(全203室)と研修施設を開設したと発表した。
同社グループ社員の交流拠点および同社グループの環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとして設置するもの。
大規模太陽光発電設備や太陽光集熱による給湯設備の設置、電気自動車のカーシェアリング、LED照明の広範囲にわたる採用、雨水再利用による灌水システム等の導入などを行なう。
研修施設には一部木構造を採用。港区の「みなとモデルCO2固定認証制度」に基づく木材使用基準量の約10倍の国産木材を使用し、最高ランクである“☆☆☆認証”を民間・区の建物を含めて初めて取得した。
なお、独身寮は3月23日から、研修施設は本日から供用を開始した。