国土交通省は10日、2013年4月の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
建設業者の建設工事受注動向および公共機関・民間等からの毎月の受注額を発注者別、業種別、工事種類別、地域別に詳細を把握する目的で、建設業許可業者(約51万業者)の中から約1万2,000業者を対象に毎月行なっているもの。なお、今月分より新しい推計方法による値を公表している。
同月の受注高は、4兆8,318億円(前年同月比13.1%増)。元請受注高は3兆1,565億円(同11.5%増)、下請受注高は1兆6,753億円(同16.1%増)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は7,083億円(同29.8%増)。民間等からの受注高は、2兆4,482億円(同7.2%増)。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、6,370億円(同27.9%増)。このうち、国の機関からは3,134億円(同46.7%増)、地方の機関からが3,236億円(同13.8%増)となった。