不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/6/11

東京都心5区の大規模ビル空室率、緩やかな低下傾向が継続/三幸エステート調査

 三幸エステート(株)は11日、東京都心5区および全国6大都市における5月度の大規模オフィスビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを発表した。

 東京都心5区のビル空室率は6.17%(前月比0.11ポイント減)と緩やかな低下傾向が継続。IT、通信系企業を中心に、拡張・統合移転需要が活性化しつつあり、景気回復と企業業績改善を背景に、1,000坪を超える現空床の解消事例も複数みられた。現空面積は31万613坪(同8,509坪減)。

 募集賃料は、坪当たり1万9,472円(同167円増)と、依然として横ばい傾向が継続。募集面積は64万6,786坪(同6,195坪増)と6,000坪超の増加となった。

 また、全国の6大都市別の空室率は、東京23区6.7%(同0.2ポイント減)、札幌市5.5%(同0.1ポイント減)、仙台市11.6%(同0.1ポイント減)、名古屋市7.6%(同0.1ポイント減)、大阪市10.5%(同0.1ポイント減)、福岡市8.1%(同0.2ポイント減)と、全都市で改善した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。