不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/6/21

地方出身者の84%が「地元が好き」/オウチーノ調査

 (株)オウチーノは20日、「地元に関するアンケート調査」結果を発表した。首都圏で暮らす20~29歳の地方出身者370名を対象に、6月6~11日にかけて、インターネットでアンケートを実施したもの。

 首都圏在住の地方出身者に「自分の地元が好きか」と質問したところ、84.1%が「好き」と回答。その理由として、「懐かしくて、ホッとするから」「育った場所なので、愛着があるから」などが挙がった。「好き」と回答した人をエリア別にみると、「中国地方」(95.7%)が最も多く、「北海道・東北地方」(91.5%)、「九州・沖縄地方」(87.2%)と続いた。
 一方、「好きじゃない」(15.9%)理由については、「田舎過ぎて何もなく、不便だから」「娯楽もないし、周囲の人への関心も高いので住みづらい」などの回答が寄せられた。

 また、「将来、自分の地元へ戻りたいと思うか」という問いには、「思う」(59.2%)、「思わない」(40.8%)に。「戻りたいと思わない」の回答者のうち、27.8%が「地元が好き」と回答しており、その理由に関しては、「馴れ合いで刺激、向上心がないから」「生活が単調だから」などが挙がった。

 これらの結果を受け、同社は、地方出身の若者たちの地元への愛着は強いものの、「地元愛」と「自分自身の生活基盤をどこにおくか」というのは別問題であるようだ、と分析している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。