ミサワホーム(株)は27日、グループ社員1名が、「第55次南極地域観測隊員」に選ばれたと発表した。
7月から大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(以下、極地研究所)の所員として活動し、11月に昭和基地に向けて出発する。同社グループから南極地域観測隊への参加は累計15名で、第50次から6期連続となる。
南極地域観測は、南極条約に基づき国際協力のもと、国が実施する事業の一つ。1957年以来半世紀以上にわたって実施され、超高層物理学、気象学、雪氷学、生物学など広範囲の分野で研究活動が行なわれている。
今回、同社グループから選任された坂下大輔氏は、基地の設備や生活の維持を担当する設営系の隊員として、観測棟や居住棟などの施設の改修を担当する予定。