(株)リサ・パートナーズは27日、中小企業基盤整備機構、三重県内地域金融機関、および三重県信用保証協会とともに、「みえ中小企業再生ファンド投資事業有限責任組合」(ファンド総額20億円)を設立したと発表した。運営は同社連結子会社である(株)三重リバイタル(三重県津市、代表取締役社長:田中敏明氏)が行なう。
同ファンドは、主に三重県内の中小企業の再生を支援する「官民一体型中小企業再生ファンド」。地域の経済活力や雇用に対して大きな役割を果たす中小企業等に対し、有限責任組合員と三重リバイタルが、金銭債権や株式を中長期的に保有などして継続的な経営支援を行ない、三重県中小企業再生支援協議会等と連携して企業再生業務を行なっていく。
同社が携わってきた官民一体型中小企業再生ファンドはこれで10件目となり、地域金融機関との提携数は170となった。同社では今後も地域金融機関と連携した企業再生業務を通じ、地域経済の活性化に向けて取り組んでいく方針。