(株)サンウッドは、4月よりリノベーション事業を開始。このほど第1号物件を引き渡したと発表した。
東京都心部の成熟した住宅地において新築分譲マンションの開発・販売ならびに仲介事業、リフォーム事業を展開してきたが、立地優位性が高く、構造面でも優良な中古マンションのストックが拡大してきたことから、リノベーション事業に本格参入したもの。
立地優位性のある既存マンションを1戸単位で取得し、専有部の設備・仕様等をリフォームし、快適性を高めて販売するビジネスモデル。当初は、都内城東エリアや神奈川エリアを中心に事業を展開する。新築分譲マンション事業において実施している設計変更サービス「オーダーメイドプラス」システム(間取りや仕様等のカスタマイズ対応)やリフォーム事業でのノウハウを生かし、将来的には同社分譲物件や都内のヴィンテージマンションといわれる住まいへの展開を目指す方針。
6月末に第1号物件として中央区日本橋蠣殻町の住戸を竣工、引き渡した。5月に物件を取得後、リビングダイニング、キッチン、居室、浴室などのフルリフォームを実施。6月3日に販売開始したところ、計69件の問い合わせがあり、すぐに申し込みがあった。都心の駅前立地であるにも関わらず、日照、眺望面での優位性も高く、加えて3,000万円を切る価格に高い評価を得たという。