不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/7/3

マンションの全国住宅総合指数、じわじわと上昇/国交省調査

 国土交通省は3日、2013年2月の不動産価格指数(住宅)を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。

 08年度平均を100とした同月の全国の住宅総合指数は91.6(前年同月比1.7%マイナス)。更地・建物付土地は89.4(同1.8%マイナス)、マンションは104.8(同0.1%プラス)となった。マンションの住宅総合指数は10年を境に細かな上下を繰り返しながら、じわじわと上昇している。

 都市圏別では、南関東圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)が、住宅総合指数95.9(同1.9%プラス)、更地・建物付土地は94.4(同2.8%プラス)、マンションは102.0(同1.0%マイナス)。名古屋圏(岐阜・愛知・三重)が、住宅総合指数は90.8(同1.0%マイナス)、更地・建物付土地は89.1(同1.2%マイナス)、マンションは110.4(同1.4%プラス)。京阪神圏(京都・大阪・兵庫)が、住宅総合指数は92.3(同3.9%マイナス)、更地・建物付土地は90.2(同4.3%マイナス)、マンションは105.5(同0.7%マイナス)。

 東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は93.4(同2.2%マイナス)、更地・建物付土地は92.0(同2.8%ダウン)、マンションは132.8(同21.8%プラス)だった。

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