グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(株)(GLP)は9日、マルチテナント型物流施設「GLP鳴尾浜」(兵庫県西宮市)の開発に着手すると発表した。
「GLP鳴尾浜」は、GLPがCPPIB(Canada Pension Plan Investment Board:カナダ公的年金運用機関)と立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の、日本における5番目の開発物件。関西圏におけるGLPの物流施設21棟目となる。
神戸と大阪の間に立地する西宮市鳴尾浜の産業団地の一画を取得し開発。阪神高速道路の鳴尾浜インターチェンジに隣接、大阪や神戸などの大都市へのアクセスに恵まれている。
敷地面積約4万8,000平方メートル、地上5階建て、賃貸可能面積9万2,000平方メートル。免震構造やバックアップ電源などを備え、災害時の復旧・復興においても重要な役割を担えるような取り組みを計画していく。2014年5月の着工、15年6月の竣工予定。