不動産ニュース / その他

2013/7/12

税会不一致による二重課税の防止などを要望へ/ARES

 (一社)不動産証券化協会(ARES)は11日、理事会を開催し、SGアセットマックス(株)、(株)三友システムアプレイザル、スパークス・アセット・マネジメント(株)の賛助会員としての入会を承認した。これにより会員数は、正会員数101社、賛助会員数180社、合計281社となった。

 また、平成26年度制度改正要望案について決定。投信法関連では、投資法人法政改正に伴う、関係政令・府令等の整備を実務に即したものとするための措置や投資法人の計算書類等の投資主への電磁的提供制度の緩和について、金商法関連では、運用財産相互間取引に関する規制の緩和について要望していく。
 平成26年度税制改正要望では、投資法人および資産流動化法上の特定目的会社等における税会不一致による二重課税の防止や、投資法人の導管性要件の改善について要望する。

 理事会後に会見した同協会会長の岩沙弘道氏は、「世界経済は欧州経済の不確実性があるものの、アメリカでは個人消費などが牽引し緩やかに回復。日本の景気もゆっくりではあるがもち直してきている。そんな中、JREITは時価総額は6.5兆円まで成長しており、今後も法制度改正などが実効性あるものとなるよう積極的に取り組んでいく」などと述べた。

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