不動産ニュース / 開発・分譲

2013/7/12

東京・曳舟駅前の制震タワーマンション、事前見学に200組/旭化成不動産レジデンス

「アトラスタワー曳舟」外観模型
「アトラスタワー曳舟」外観模型
計画地周辺の様子。右手には平成28年度完成予定の「京成曳舟」駅。南西方向には、東京スカイツリーが見られる
計画地周辺の様子。右手には平成28年度完成予定の「京成曳舟」駅。南西方向には、東京スカイツリーが見られる
防音に備えて2重サッシを採用
防音に備えて2重サッシを採用

 旭化成不動産レジデンス(株)は12日、制震タワーマンション「アトラスタワー曳舟」(東京都墨田区、総戸数233戸)のモデルルームオープンに先立ち、報道陣に公開した。

 同マンションは、(一財)首都圏不燃建築公社との共同事業。「京成曳舟駅前東第三地区第一種再開発事業」として、約11.2haの地区計画エリア南端に建設する。「マーク・ゼロワン曳舟タワー(およびレジデンス)」(平成19年竣工)、「マークフロントタワー曳舟」(平成24年竣工)に続き、旭化成が曳舟駅前地区で手掛ける3棟目の再開発タワーマンション。

 京成押上線「京成曳舟」駅より徒歩3分、東武スカイツリーライン・東武亀戸線「曳舟」駅より徒歩4分に位置。現在、「京成曳舟」駅の高架化や幹線道路の再整備などを含めた総合的なまちづくり事業が進められている。

 建物は、地上28階地下1階建て、敷地面積は約3,600平方メートル。1、2階には商業施設が入居予定。2階にはゲストルームや、キッズコーナー・畳スペースのある「きずなサロン」を設置。屋上にはスカイデッキを設置し、墨田川の花火などが楽しめる予定。
 
 住戸は、専有面積は30~80平方メートル、ワンルーム~4LDK。二重天井、床暖房などを標準装備。線路側には、防音に備えて二重サッシを採用している。マンションの東側が22m、南側が17mという高さ制限があるため、今後大きな建物は建たない予定で、眺望が確保される。約50戸が権利者、80戸強を同社が分譲する。

 同日会見した旭化成不動産レジデンス開発営業本部マンション開発第二営業部事業グループ課長代理・魚(正式には部首「あし」の部分が「れんが」ではなく「大」)崎亮介氏は、「6月8日から事前来場を受け付けており、これまで200組が来場するなど、スタートとしては順調。そのうち3分の2が墨田区内、30歳代が中心で、プレファミリーを含めた2人世帯が71%を占めている」などと述べた。

 価格は未定だが、中心となる3LDKが4,000万円前半になる予定。販売開始は2013年7月下旬、竣工は15年9月末、引き渡し時期は15年12月下旬を予定。モデルルームオープンは7月13日。

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