不動産ニュース / 開発・分譲

2013/7/18

日本企業初、中国吉林省で大規模複合開発に着手/丸紅、三菱地所レジデンス

「(仮称)長春浄月プロジェクト」全体イメージ
「(仮称)長春浄月プロジェクト」全体イメージ

 丸紅(株)と三菱地所レジデンス(株)は18日、中国吉林省のディべロッパー・吉林省偉峰実業有限公司(以下、偉峰)と共同で、日系企業初となる不動産開発事業「(仮称)長春浄月プロジェクト」(吉林省長春市)に着手すると発表した。
 
 今回の開発地である「浄月国家高新技術産業開発区」は、2012年8月に国務院の批准を受けた国家級の開発区。全体面積479平方キロメートルのうち約半分を森林と湖水が占め、自然環境に恵まれ空気がきれいなエリアであること、開通済みの軽軌鉄道3号および4号線は共に浄月区を始発駅とするなど交通利便性にも優れること、学校などの教育関係施設が多いことから、市内でも人気の住宅エリア。

 「(仮称)長春浄月プロジェクト」の敷地面積は約13万平方メートル。約1,100戸の低層住宅とマンション、オフィス、商業施設を開発する。計画地に隣接する大型湿地公園との調和など、浄月区の自然環境を活かしたランドスケープとし、環境に配慮した建築設計を採用する予定。

 丸紅40%、三菱地所レジデンス25%、偉峰35%の出資比率で設立した開発会社・長春市領運房地産開発有限公司が工事を行なう。総事業費は約300億円。今年9月に第1次販売を開始、15年12月に竣工を予定している。

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