大和ハウス工業（株）は26日、北欧デンマークインテリアブランド「BoConcept（ボーコセンプト）」とコラボレーションした木造戸建住宅「BoConcept×xevo（ボーコセンプト×ジーヴォ）」を発売する。また、（株）私の部屋リビングが運営するフレンチインテリア雑貨ショップ「キャトル・セゾン」とコラボレーションした「Maison des quatre saisons×xevo（メゾン・デ・キャトル・セゾン×ジーヴォ）」も、バリエーションを拡充させて本格展開する。
両ブランドと、内装・外観デザイン、インテリアに特化したコラボレーションを展開することで、顧客により多様な暮らしを提案するのが狙い。また、協業する2社も、こだわりのある住まいを希望する顧客に、住まい全体を家具やインテリア雑貨で提案することで、商品販売力を強化する。
世界59ヵ国260店舗を展開する「ボーコセンプト」は、1952年創業のデンマークのインテリアブランド。「ボーコセンプト×ジーヴォ」は、30歳代～50歳代の男性向けの企画提案型商品で、2種類の内装デザインと外観デザインを提案。内装は、ダークブラウンを基調とした落ち着きのあるスタイルや、ベージュやアイボリーなどを基調とした温もり感のあるスタイルを採用。外観は、白と黒で外壁コーディネートし、「フラットルーフ（陸屋根）スタイル」や「シェードルーフ（片流れ屋根）スタイル」を採用する。
本体工事価格は2,250万～3,000万円（税込み、太陽光発電システム約3kw搭載）。購入者には、契約金額（税別）3％相当の「ボーコンセプト」の商品を大和ハウスがプレゼントする。販売目標は年間60棟。
「キャトル・メゾン」は、1968年にフランス・パリで創業したインテリア雑貨ショップで、国内22店舗を展開。「メゾン・デ・キャトル・セゾン×ジーヴォ」は、2012年1月より販売を開始し、20歳代～30歳代の女性に好評を得ている。内装は、白をアクセントとした「フレンチ・シンプル・コーディネート」と木の温もりが感じられる「フレンチ・ナチュラル・コーディネート」に、新たにミディアムブラウンを基調とした「フレンチ・シャビー・コーディネート」を追加。男性や40歳代以上の女性の趣向に対応した。塗壁の外壁には、「アイアン飾り」や「フラワーボックス」などを付け、外観デザインも、これまでの南欧風の洋瓦と塗壁による「フレンチスタイル」に加え、落ち着きのある「エレガントスタイル」を追加した。
本体工事価格は2,000万～2,500万円（税込み、太陽光発電システム約3kw搭載）。契約金額（税別）1％相当の「キャトル・セゾン」の商品を大和ハウスがプレゼントする。販売目標は年間60棟。
23日会見した、同社執行役員住宅事業推進部長の林 直樹氏は「木造戸建住宅『xevo GranWood』の販売拡大を目指し、今後も異業種コラボプロジェクトを実施し、『似合う家』シリーズとして本格始動させていく」などと抱負を述べた。
