アトラクターズ・ラボ(株)は26日、「第2回マンション購入に対する意識調査結果」を公表した。同社が運営する「住まいサーフィン」で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者の定例意識調査。有効回答数は128件。
「今は買い時だと思うか」との問いでは、「買い時」「やや買い時」の合計が64.0%(前回調査比15.0ポイント減)に下落したものの、引き続き高水準となった。また、1年前と比べた購入意欲は「増した」が77.0%(同8.3ポイント増)と過去最高水準を更新する結果に。
「消費税増税前に早めに購入したいか」の問いについては、「そう思う」「ややそう思う」の合計が39.9%なのに対し、「不動産価格上昇前に購入したい」という項目の「そう思う」「ややそう思う」の合計が84.4%と、消費税増税よりインフレによる不動産価格上昇のほうが購入意欲を後押ししていることが明らかになった。
なお、「不動産情報サイトへよく接触している」との回答が第2次安倍政権発足前(平均51.0%)に比べ、発足後に平均67.0%と約15ポイント上昇。経済状況を冷静に判断しながら購入意欲を維持している様子が明らかになった。