不動産情報サービスのアットホーム(株)は30日、同社のネットワークにおける2013年6月期の首都圏新築戸建・中古マンションの登録価格および成約価格データを公表した。対象は、登録物件が新築戸建7,854件、中古マンション1,096件。成約物件が新築戸建1,461件、中古マンション445件。
新築戸建の平均登録価格は、1戸当たり3,272万円(前年同月比3.6%上昇)、平均成約価格も1戸当たり3,335万円(同3.2%上昇)と、ともに4ヵ月連続のプラスとなった。東京23区で5,000万円以上の高価格帯物件の成約および東京都下での4,000万円以上の物件の成約が好調だったことが要因。
一方、中古マンションの平均登録価格は、1戸当たり2,041万円(同4.3%下落)と16ヵ月連続、平均成約価格は、1戸当たり2,060万円(同0.9%下落)と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。低額物件の多い東京都下・千葉県で成約が好調だったこと、同エリアの価格自体が下落したことによるもの。