(株)大京は7日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(13年4月1日~6月30日)は、連結売上高688億1,200万円(前年同期比4.8%増)、営業利益20億4,700万円(同57.7%減)、経常利益18億4,300万円(同57.8%減)、当期純利益98億9,100万円(同214.6%増)と増収減益。主力のマンション販売の竣工引き渡し戸数が減ったこと、連結化した穴吹工務店の棚卸資産を時価評価したことで、営業利益の貢献が限定されたことが要因。最終利益は、同社連結化に伴う負ののれん発生益の計上で大幅増。
不動産開発事業は、マンション引渡戸数が701戸(同97戸減)、売上高は252億6,500万円(同23.0%減)となり、営業収入は285億1,300万円(同14.9%減)、営業利益は7億4,600万円(同80.5%減)となった。なお、マンション既契約残高は3,159戸、1,071億7,700万円(前年同期末比893戸増、18.4%増)。
不動産管理事業は、穴吹コミュニティを連結子会社化したことなどにより、管理受託収入は197億6,100万円(同14.8%増)となった。マンション管理受託戸数は51万2,577戸(同7万5,110戸増)。営業収入は335億2,100万円(同21.4%増)、営業利益は15億9,400万円(同1.9%増)となった。
なお通期では、連結売上高3,300億円、営業利益160億円、経常利益145億円、当期純利益210億円を見込んでいる。