国土交通省は7日、2013年3月の不動産価格指数（住宅）を発表した。年間約30万件の住宅・マンション等の取引価格情報を基に、全国・ブロック別・都市圏別に毎月の不動産価格を指数化したもの。
08年度平均を100とした同月の全国の住宅総合指数は98.7（前年同月比0.0％）。更地・建物付土地は97.4（同0.3％マイナス）、マンションは107.4（同2.2％プラス）となった。マンションの住宅総合指数の上昇基調が強まっている。
都市圏別では、南関東圏（埼玉・千葉・東京・神奈川）が、住宅総合指数101.9（同2.1％プラス）、更地・建物付土地は101.6（同2.7％プラス）、マンションは103.2（同0.1％マイナス）。名古屋圏（岐阜・愛知・三重）が、住宅総合指数は96.7（同1.4％プラス）、更地・建物付土地は95.5（同1.0％プラス）、マンションは113.4（同6.9％プラス）。京阪神圏（京都・大阪・兵庫）が、住宅総合指数は99.0（同0.3％マイナス）、更地・建物付土地は97.3（同0.6％マイナス）、マンションは111.5（同2.0％プラス）。
東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は106.6（同5.9％プラス）、更地・建物付土地は105.4（同5.9％プラス）、マンションは130.4（同8.6％プラス）だった。
