不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/8/8

マンション引き渡し戸数大幅増で増収増益/住友不動産14年3月期第1四半期決算

 住友不動産(株)は8日、2014年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(13年4月1日~6月30日)の連結売上高は2,057億2,400万円(前年同期比39.6%増)、営業利益428億3,200万円(同35.3%増)、経常利益365億8,300万円(同54.8%増)、当期純利益222億2,200万円(同95.3%増)と増収減益。支払い利息減少などで営業外損益が17億円余改善。投資有価証券評価損の減少で、最終利益も大幅増となった。

 主力の不動産賃貸事業は、既存ビルの空室率改善と、新規竣工ビルの通期稼働が寄与したものの、テナント工事等の付帯収益は減少し、営業利益は685億3,000万円(同0.3%減)、営業利益244億100万円(同0.3%増)とほぼ横ばい。

 不動産販売事業は、マンション、戸建て、宅地の合計で1,828戸(同1,041戸増)と販売計上戸数が大幅に増加。営業収益879億9,700万円(同139.8%増)、営業利益168億1,200万円(同152.8%増)となった。

 また、完成工事事業は、「新築そっくりさん」の計上件数が1,842件(同198戸増)と好調で、営業収益355億9,600万円(同21.9%増)、営業利益15億900万円(同60.5%増)を計上した。 

 なお通期では、連結売上高7,600億円、営業利益1,600億円、経常利益1,250億円、当期純利益680億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。