不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/8/9

日住サービスと和田興産が資本・業務提携。投資家向け一棟売り事業で協力

 (株)日住サービスは8日、和田興産(株)と資本および業務提携契約を締結したと発表した。

 日住サービスは、京阪神エリア38営業所で、不動産売買・賃貸仲介業務を中心に、不動産の買い取り販売業務や不動産賃貸業務、リフォーム・建設業務を展開。和田興産は神戸市、明石市、阪神間を主要エリアとして分譲マンションシリーズ「ワコーレ」を供給しており、両社は同じエリアで不動産事業を展開。これまでも不動産に関する情報交換等を行なってきた。
 このほど和田興産と提携することで、両社が培ってきたノウハウを活用するとともに、和田興産が本格的に事業展開を進めていく「投資家向け一棟売り賃貸住宅」の企画・開発・販売等を協力して推進していくことが両社の企業価値の向上に資すると判断。資本提携することとしたもの。
 
 具体的には日住サービスは「投資家向け一棟売り賃貸住宅」の用地情報を和田興産に提供するほか、建設された賃貸住宅への入居者のあっせん業務を担当。さらに管理業務を受託し、運営に協力していく。
 また、売却の際は不動産投資家への仲介をするとともに、賃貸住宅の購入者に対して管理業務を提案・受託していく。

 資本提携は互いに相手方の株式を取得する方式とし、日住サービスは和田興産の普通株式を市場内立会外取引で14万4,400株を取得。和田興産は日住サービスの普通株式46万1,000株を第三者割当による処分で取得する。

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