不動産ニュース / 調査・統計データ

2013/8/12

首都圏中古マンション、成約件数3,000件割れも11ヵ月連続増/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構は12日、東日本レインズにおける2013年7月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,965件(前年同月比8.4%増)。11ヵ月連続で前年同月を上回ったが、6ヵ月ぶりに伸び率は1ケタ台にとどまり、総件数も3,000件を割り込んだ。都県別でも、東京都が1,406件(同10.1%増)、埼玉県が384件(同0.8%減)、千葉県が403件(同14.2%増)、神奈川県が772件(同7.4%増)と、埼玉県が前年割れとなった。

 成約単価は、1平方メートル当たり39万3,100円(同3.4%上昇)、平均価格は2,571万円(同2.3%上昇)と、ともに7ヵ月連続で前年同月を上回った。

 一方、新規登録件数は、1万3,364件(同12.2%減)と8ヵ月連続の前年割れ、6ヵ月連続の2ケタ減。在庫件数も、3万8,252件(同15.3%減)と6ヵ月連続の前年割れとなり、4ヵ月連続の2ケタ減となった。

 また、中古戸建住宅の成約件数は1,074件(同2.8%増)と、7ヵ月連続で前年同月比を上回ったが、増加率は1ケタ台に。成約平均価格は3,002万円(同0.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇で、3,000万円台に戻った。

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