不動産ニュース / その他

2013/8/20

大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落対策を指示/国交省

 国土交通省は20日、屋内プール等大規模空間を持つ建築物の吊り天井の脱落対策について、都道府県建築主務部長、関係団体および関係省庁あてに発出した。

 7月14日に静岡県立富士水泳場において、屋内プールの吊り天井の天井板等の大規模な脱落が生じるとともに、同月27日に横須賀市立北体育館屋内プールにおいて吊り天井の立ち上がり部分の天井板の一部の脱落が生じたことを踏まえ、注意喚起を発出したもの。

 建築物の大規模空間となっている部分のうち、吊り天井が設置されているもので、建築物の建設後、震度4以上の地震が観測されたものを対象に、天井面のゆがみや垂れ下がりの有無を目視等により点検するとともに、点検口等から天井裏を目視し、クリップ等の天井材の外れ等が生じていないかの点検を実施すること、点検の結果、クリップ等の天井材の外れ等の異常が発見され、天井の脱落のおそれがあると考えられる場合には、天井下の立入を制限するなどの安全対策、所要の天井落下防止措置等の実施を行なうことなどの対策を求めた。

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