(公社)全国宅地建物取引業協会連合会の会員会社の業務支援を行なう(一社)ハトマーク支援機構(理事長:和氣猛仁氏(公社)神奈川県宅地建物取引業協会会長))は、(株)ジャックス(東京都渋谷区、取締役社長:板垣康義氏)と提携。全宅連会員と従業者向けカード「ハトマーク・ジャックス・JCBカード」を、23日より募集する。
同カードは、クレジット機能(上限40万円・60万円の選択制)に加え、(1)全国10万社以上の提携施設での優待サービス、(2)国内・海外旅行傷害保険(国内最高1,000万円、海外最高2,000万円)、盗難保険などの付帯保険、(3)累計利用額に応じたポイントサービスなどを付加。全宅連会員の福利厚生サービス充実に活用してもらうほか、新規入会獲得ツールとしても機能させる。入会は、郵送または同機構のホームページで受け付ける。入会審査は、一般カードと同様。
23日会見した、同機構の和氣理事長は「ハトマークが入ったカードを作るのは、我々の念願だった。ジャックスさんには、各種提携サービスを始め、会員メリットの高い商品を作っていただいた。このカードを持ってもらうことで、全宅連傘下にいるという帰属意識が高まることを期待している。初年度に、全宅連会員の10%、1万社程度に入会してもらうことをめざす」等と抱負を語った。
また、ジャックス執行役員営業戦略本部カード推進部長の根本雅行氏は「特定の団体を対象にしたカードを発行するのは、当社では初めての試み。10万会員・40万従業者というスケールメリットは大きな魅力で、優待サービスや付帯保険は、ゴールドカード並みとしている。今後もハトマーク支援機構さんと連携しながら、サービス内容を充実させていきたい」と語った。
なお、同機構は、引っ越し業者、医療保険代理店、医療共済、住宅建材、リフォームローンなど8事業者と提携し、優待サービス等を提供してきたが、7・8月の2ヵ月間にジャックスをはじめ、事務用品販売会社、駐車場関連機器販売会社、ホームセキュリティ会社、出版会社など5社と相次ぎ提携。優待サービスや紹介手数料支払い等のサービスを提供していく。